Blog理事長の独り言

②今なぜ子ども会の復活なのか

今、何故「子ども会」の復活なのか…?

いじめにしても 児童虐待にしても、行っている当事者に全ての責任があることは論を待たないが。当事者を厳しく処罰することだけで、問題が解決すると考えている人は余程おめでたい人だと思う。

私たちが考えるドメスティック・バイオレンスには、対処防止の両面で手を打たなければ根本的な解決には結びつかないと考えます。

対処とは言うまでもなく速やかに隔離するなどの保護が必要で、関係機関との連携や「子ども緊急ダイヤル」の設置などは当然で、当郁英会ではシェルターなどの準備も整えています。只これだけでは、後から後から出てくるDVを防ぐすべはありません。

一番厄介なのが防止で、「なぜいじめを行うのか?」と言う難題です。これには特効薬がないのが実情で、かなりの難問だと言えます。私たちは子ども会の復活こそが、子供たち自身で自主防衛をするネットワーク作りにつながるとの位置づけで、此処に全力を注いで行く事を第一の目的と定めました。 

 

「いじめをする行為」は、実行行為者が大人・子供に関係なく一種の病気のようなもので、大人の場合は救いようのない重病人なので司直の手にゆだねて、この際ほっておくしかありませんが。子供が子供を虐めているケースは、早期であればあるほどいくらでも完治・厚生する可能性を秘めているし、両者とも社会の未来を担っていく大切な人材であることには違いありません。 「して良い事・悪い事」を、繰り返し繰り返し諭していく事が大切で、千年の長きに渡り培ってきた武士道に代表される日本の文化・精神を子供たちに伝え、共に学んで行くのが郁英会の役割だと考えています。

 

子供たちは大人が思っている以上に賢い存在であり、自立心も強くその芽を育んで行けば必ず大輪の花を咲かせるに違いありません。又そう信じています。 想像してみてください、惻隠の情け熱き若者が巷に溢れている社会を…。

 

大人たちの管理する単なる「子ども会」の復活では意味がありません、私たちの目指す「子ども会」 とは子供たち自身で運営管理・企画するものでなければなりません、私たちは経済的支援や助言に留めて見守っていく事に徹することに尽きます。 一人一人に焦点を合わせて大切に育んでいく事からすべて始まるとの強い信念で「郁英会」は、初年度を出発します。

 

 

 

 

Contactお問い合わせ

特定非営利活動法人 郁英会は鹿児島県の種子島西之表市のNPO法人です。
子どもたちをいじめ、DVから守るため、子ども会の結成を目指し、種子島・鹿児島・日本の未来を育てます。

種子島・日本の未来を守りたい…

0997-28-3012

子ども緊急ダイヤル(24時間対応)

0997-28-0015