56暗殺者
安倍晋三元内閣総理大臣が2022年7月8日死亡した。
賛否は別にして、テレビや新聞も含め、マスコミすべてがセンセーショナルに掻き立て、煽り立てている。曰く、民主主義の危機だとか、社会への冒涜・暴挙だとか・・・
一方、議員や評論家と称する輩や、善良な国民と称する輩をはじめ野党と称するものまで、こぞって称賛しつくしている異常事態宣言下である。
私個人の見解を述べれば、犯人の個人的な恨みが原因であって民主主義への挑戦などと云ったおこがましい大それた政治目的はないものと推察される。
私が問題だと思うのは、死んだ人間を美化し、英雄視することで、彼が生前行った「もりとも」「かけ」「桜を見る会」や、財務省の組織的な公文書偽造をはじめ、忖度と称する数々の私物化等々全てを帳消しにしようとの一部の者たちの、目論見が透けて見える事である。
庶民生活が苦しければ苦しい程、庶民は問題を直視するよりはすり替えてお茶を濁すというやり方に逃げることは、歴史上しばしば見受けられてきた。
リンカーン暗殺やケネディ暗殺とは次元の異なる一つの事件でしかないことを今こそ知るべきである。
55聴衆は私たちだけ
【見事なほど低調な2022夏の参議院選】
国民の関心は、日本の政治にはないと云わんばかりに低調な選挙は、何を物語ろうとしているのか⁈
詰まる所、日本の政治家には何も期待できないという意思表示なのか。
だとすれば、言い得て妙だと云える。 代り映えのしない候補者選びや、公約に飽き飽きしているのが彼らにはきっと理解できないのだろう。
「仏の顔も三度」とはよく言ったもので諺をないがしろにしてはならない、どんなに温厚な人でも嘘を3度もつかれたら怒り出すとは思わない思考停止状態が今日の選挙制度に反映されている。
正直言って政治家(屋)の言葉にはヘキヘキしている日本国民なのである。
54人生いろいろ、猫生いろいろ
- 【猫生いろいろ】
この二年ほど、我が家を我が家と思って居着いている野良猫が三匹いる。
二匹は、年老いた母と青年期の子で、今一匹は年老いたメスの痩せ猫である。
最低限の餌しか与えていないのに居ついてしまった野良猫たちを観察していると、不思議なほど人間社会と被る。
親子二匹は、元々野良出身で警戒心が強く、甘え方を知らないようだが、今一匹は10年ほど前に亡くなった近所のおばあちゃんの飼い猫だったみたいで、生前はきっと可愛がられて飼われていた記憶が残っているのか、妙に人懐っこい。
甘え方を知らない野良と、甘え方を知っている野良と私が野良だったら、どちらが幸せなのかとついつい考えてしまう。
飼い主が先に死んでしまうのは、仕方がないとしても、残った野良にはどんな思いがあるのか、ネコ語が話せたらぜひとも聞いてみたいと思う。
「知らぬが花」と云う言葉があるが、なまじ知っていたことがあだになるケースは、人の世も同じと云う事か⁈等々とりとめのない思いにふける今日菅らである。
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