Blog理事長の独り言

①私的考察(ひとり言)

今年で、古希を迎えた。十代の頃、70歳の自分など想像したこともなかったが、今でも70の実感が伴わない…どこかに十代が同居している。
このまま、おとなしく社会貢献の一つでも行ってこの世を去っていくつもりだったが、中々そうはいかない展開になりそうな雲行きで、正直戸惑っている。

破滅でしかない道ずれ百人リストより、生き残ってほしい百人リストの方がより建設的なことは百も承知しているが、新型コロナ問題一つ取ってもこの国のトップと言われている連中の情けないほどの低能ぶりを目の当たりにすると、「緊急事態宣言」がどうのこうのと言う暇があったらまず、自分の女房に緊急事態宣言を出せと言いたくなるのは私だけだろうか?

平気で嘘をつく政治家(私の評価は家に値しない屋)、強い者には弱い高級官僚(私の評価は最低級官僚)、バレなければ知らぬ顔の半兵衛で、バレたら言い逃れ人のせいにする。瑠々書き連ねていけば何ページにもなるのでやめておくが…いつの頃から日本人はこのような低レベルの民族になり果てたのだろうか…維新を成し遂げた偉人たちは、今の日本の姿を見てどう思っているのだろうか…是非とも聞きたいところではある。。きっと悔やんでいると思う。「違うぞとこんな日本は望んでなかった」と叫んでいるに違いない…。

大人の世界がこうだから、子供の世界にも伝播する。聞いたところでは東京のとある小学校の話として、先生が生徒に注意をしたところ「教育委員会に言いつけるから」と言ったところ教師は黙ってしまったとか、この手の話は枚挙いとまがない。権威・権力にこれほど弱い国民性も珍しいと言える。最も水戸黄門がベストセラーになるくらいだからしょうがないとも言えなくはないが。

中国に生まれた孔子は儒教の中で(己の欲せざる所は ひとに施す勿れ)と教えている。日本の精神・文化は、儒教の影響を大いに受けて今日に至っている。大規模災害や社会が変動するとき、日本人の行動に対し世界が驚嘆の声を上げるのは此の為だとも言える。

人を思いやり、決断するときには不退転の決意で臨み、全ての責任は自分で背負っていく。こんな当たり前のことが出来ない大人と言う人種は、もはや救いがたいところまで来ている。もし希望が残っているとすれば子供たちにしかない。

未来の社会を担っていく可能性を秘めた子供たちを、貧困とか虐待から守っていく事が、今私の最重要課題であり、使命だと痛感している。

新型コロナの感染拡大は迷惑千万な話だが、リーダーとして成長した子供たちの感染拡大なら社会にとっては大歓迎だといえる。

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