Blog理事長の独り言

⑤人類滅亡に至る7つのシナリオ‼

人類滅亡に至る7つのシナリオ‼

生物種の平均的な寿命は100万年~1000万年程度と言われています。地質学的時間スケールに於いては、氷期の到来(スノーボール・アース)、海洋無酸素イベント、超巨大噴火などが起こり、「生物の絶滅や生態系の崩壊が引き起こされる」と唱える学者は多数派で、常識化しているそうです。

お待たせしました。7つのシナリオを紹介します。

1)地球環境の変化。

2)地殻の変動(地球の寿命)。

3)小惑星(巨大隕石)の激突。

4)偶発的な核戦争。

5)世界規模のテロリズム。

6)遺伝子改変された病原体の拡散による感染症の世界的大流行(パンデミック)。

7)人口爆発や気候変動による食料や水資源の枯渇。

前半三つは超自然現象であり、後半四つは人類が自ら自滅道を選ぶ可能性を秘めています。滅ぶも栄えるも、ある意味人類次第だとも言えます。

面白い話があります。英国の物理学者スティーヴン・ホーキンスは、人類に残された時間は100年程度しかないと考え「地球の外に広がることこそが人類が滅亡を免れる唯一の手段である」と主張しました。米国の天文学者カール・セーガンは、地球外文明の数を推定する*¹「ドレイク方程式」において、最も不確定な要素は「文明の存続期間」だと指摘しまた。「ドレイク方程式」によると知的生命体の存在する確率は、天の川銀河の中に1~10個程度の可能性があるそうです。地球より文明が進んでいるかどうかまでは分かりませんが???…

地球から約39光年離れたところに「トラピスト1」という恒星があるそうです。 2017年2月このトラピスト1の周りを7つの「地球によく似た惑星」が回っていることが確認されたそうです。人類が移住する日が来るかもしれませんね❓ その前に自滅していなければの話ですが…

 

 

(参考資料)

(*¹)ドレイク方程式  米国の天文学者フランク・ドレイク1961年提示

   N=R*×fp×ne×fl×fi×fc×L

R*=人類がいる銀河系の中で1年間に誕生する恒星の数=10

fp=ひとつの恒星が惑星を持つ確率=0.5

ne=ひとつの恒星がもつ、生命の存在が可能となる惑星の平均数=2

fl=生命誕生が可能となる状態の惑星において生命が実際に誕生する確立=1

fi=発生した生命が知的なレベルまで進化する確立=0.01

fc=知的になった生命体が星間通信を行う割合=0.01

L=知的生命体による技術文明が通信をする、技術文明の存続期間=10,000

   N=10×0.5×2×1×0.01×0.01×10,000=10

④宇宙の話

宇宙の話

夏になると、全国各地で花火大会が開催されます。ほとんど現地で見る事はないが、花火を見ながらいつも思うことは、この「宇宙はどうなっているんだろう?」ってこと…。 今から138億年ほど前、空間(無)の中でわずか数十秒のインフレーション期を経て、宇宙が生まれ、今日の広がりに成っていて、…今も広がり 毎年10個ほどの新しい星が誕生しているんだそうです。

ちなみに地球の推定年齢は46億歳位だそうです。あまり関係はありませんが、地球は天の川銀河は大宇宙のど真ん中にあると思っている方が多くいらっしゃいますが、残念ながら地球は銀河の隅っこ…天の川銀河は大宇宙の隅っこなのです。世界地図のど真ん中に日本を描きたい心理に似ています。

地球から見た星の数は? 貴方は答えられますか…正解は星の数ほど有る、としか言いようがないと言うことです。 なんか禅問答に近いですね。 ある著名な天文学者によると、私たちの知っている宇宙には約2兆個以上の銀河があり、1個の銀河には約2000億個以上の太陽のような恒星があるそうです。その上 大宇宙は1個ではないそうです。…多すぎて安物の電卓では計算できません。

2017年2月に分かった事らしいですが、地球から約39光年離れたところに「トラピスト1」と言う恒星あって、7つの地球によく似た惑星があり、少なくともその中の3個はほぼ地球だそうです。

私達が教わった光速は、1秒で地球7周半すると言われています。地球は一周4万㎞で計算しますから秒速30万㎞と言う事になります。今世界で一番早い戦闘機は、約2.5マッハ(音速)と言われていますので時速は約3000㎞となります。秒速では約833m。宇宙空間を飛び続けたとして世界で1番早い戦闘機で行けばどのくらいの時間がかかるのか…?? 考えるだけで頭がいたくなります。気になる方は計算してみて下さい。

ドイツの物理学者アインシュタインが「光速によりも速く動けるものはない」と言っています。人類の歴史が滅亡することなく続き光速で移動する手段を手に入れたとしたら、39年の旅でひょっとすると(何億年か後にはお隣の)「トラピスト1」に行ける日が来る かもしれませんが…??? 

私も含めて人間の欲望には際限がありません。人類の歴史はある意味、欲望の追及・利の追及の歴史と 置き換える事が出来るのではないでしょうか。しょせんは人類の歴史と言っても、大宇宙の歴史に比べれば瞬きの一瞬でしかありませんが…。私たちはその様な中でもすったもんだと生きています、社会や家族を守りながら…。

たまには一発の花火が、あのビッグバンと想像して… 花火の一粒一粒の光が銀河で…地球はどのあたりかな…などと空想を巡らすのも意外と楽しいものです。欲望の下界が小さく見えます。くよくよしないで前を向く事ができます。これが私の処世術です。

 

③子ども会の目指すもの

子ども会の目指すもの

幕末から明治にかけて、多くの若者が海を渡り欧米に向かいました。今で言う留学です。ほとんど全員が言葉を理解できなかったであろうと推察できます。にも拘らず彼らは、大いに歓待され尊敬さえされたと伝えられています。

日本は長きに渡り武士の支配する社会が続いていました。そこでは孔子の儒教思想の根本にあり、それが少しずつ形づけられて日本流の完成を遂げていったのではないでしょうか。その精神は少し薄れては来ていますが、今でも多くの外国人から事あるごとに讃えられるのはその名残だと思うのは私一人ではないとおもいます。

温故知新と言う言葉があります。倫理を語るつもりはありませんが、今こそ未来を担う日本の子供たちに、先人たちが残した歴史・文化・精神を正しく伝えていくべきだと思います。孔子の残した言葉の中に、私の大好きな一文があります。「恕の心」の中で「己の欲せざる所はひとに施す勿れ」と教えています。日本的に言うと「惻隠の情」という事になるのでしょうか。

現在の世相を見てみると、大人の世界は余りにも強者の論理が横行しすぎています。バレなければ何をやってもいいと思っている政治家(屋?)、平気で嘘をつく高級官僚と呼ばれる人間達。…ほんらい手本とならなければいけない者達がこうでは、子供たちは道に迷ってしまいます。

子どもは大人を見て成長します。良い土壌でしか良い作物は育ちません。私たち郁英会は、「恕の心」を 未来を担う子供たちに繰り返し伝え互いに学んでいきたいと心から願っています。

②今なぜ子ども会の復活なのか

今、何故「子ども会」の復活なのか…?

いじめにしても 児童虐待にしても、行っている当事者に全ての責任があることは論を待たないが。当事者を厳しく処罰することだけで、問題が解決すると考えている人は余程おめでたい人だと思う。

私たちが考えるドメスティック・バイオレンスには、対処防止の両面で手を打たなければ根本的な解決には結びつかないと考えます。

対処とは言うまでもなく速やかに隔離するなどの保護が必要で、関係機関との連携や「子ども緊急ダイヤル」の設置などは当然で、当郁英会ではシェルターなどの準備も整えています。只これだけでは、後から後から出てくるDVを防ぐすべはありません。

一番厄介なのが防止で、「なぜいじめを行うのか?」と言う難題です。これには特効薬がないのが実情で、かなりの難問だと言えます。私たちは子ども会の復活こそが、子供たち自身で自主防衛をするネットワーク作りにつながるとの位置づけで、此処に全力を注いで行く事を第一の目的と定めました。 

 

「いじめをする行為」は、実行行為者が大人・子供に関係なく一種の病気のようなもので、大人の場合は救いようのない重病人なので司直の手にゆだねて、この際ほっておくしかありませんが。子供が子供を虐めているケースは、早期であればあるほどいくらでも完治・厚生する可能性を秘めているし、両者とも社会の未来を担っていく大切な人材であることには違いありません。 「して良い事・悪い事」を、繰り返し繰り返し諭していく事が大切で、千年の長きに渡り培ってきた武士道に代表される日本の文化・精神を子供たちに伝え、共に学んで行くのが郁英会の役割だと考えています。

 

子供たちは大人が思っている以上に賢い存在であり、自立心も強くその芽を育んで行けば必ず大輪の花を咲かせるに違いありません。又そう信じています。 想像してみてください、惻隠の情け熱き若者が巷に溢れている社会を…。

 

大人たちの管理する単なる「子ども会」の復活では意味がありません、私たちの目指す「子ども会」 とは子供たち自身で運営管理・企画するものでなければなりません、私たちは経済的支援や助言に留めて見守っていく事に徹することに尽きます。 一人一人に焦点を合わせて大切に育んでいく事からすべて始まるとの強い信念で「郁英会」は、初年度を出発します。

 

 

 

 

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特定非営利活動法人 郁英会は鹿児島県の種子島西之表市のNPO法人です。
子どもたちをいじめ、DVから守るため、子ども会の結成を目指し、種子島・鹿児島・日本の未来を育てます。

種子島・日本の未来を守りたい…

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