Blog理事長の独り言

㉚日本人のこころ2

日本人の心・2

終戦記念日がまたやってくる。日本の至る所で、「特高花」が咲く季節になると物思いにふける日が増える… 知覧にも行ったし、鹿屋にも行った。 映画で見るような、日の丸の小旗で送られて飛び立つことはなかったと…当然、当時は軍の最高機密であり、密かにしかし確実に実行されたと聞いている…今で云えばほとんどが中・高校生くらいだったろうか… 特攻を命令した指導者たちは、戦後もほとんど無傷で生き延びているというのに… 国民が特攻の存在を知ったのは戦後の事になる。「神風・特別攻撃隊」、「人間ロケット爆弾・桜花」、「人間魚雷・回天」、「人間機雷・伏竜」、「ベニヤ張りの水上特攻・震洋」、はたまた、機雷につかまって泳いで行って信管を叩き、艦船を沈めること等々、胸糞の悪くなるような事をよく、まあ~考えつくものだと呆れかえってしまう。「大本営」の云う「一億総玉砕」とは全ての国民に、竹やり・包丁・なた等で装備(石器時代じゃない…)させて戦わせる事だったらしい。此処で太平洋戦争の責任を論ずるつもりはないが。70余年前、いったい何が行われたのか、歴史の現実は現実として直視・検証するべきであると思う。

戦後ヒロポン(覚醒剤のようなもの)というのが流行した、と亡くなった母から聞いた事がある。 戦時中、若者を特攻へ向かわせる為には必需品で、軍が大量に保管。戦後は、戦争指導者達がいち早く横領・横流しを行ったのが、市中に大量に出回る原因となったという事が大方の見解らしい。一部はそこで財を成し、現在でものうのうと生き延びていると聞く。此処には浅ましさ以外「日本人の心」はない。

人生には節々で選択を迫られる事がある。その時、どう判断し如何に行動するのかが重要なことだと思う。この行動基準を、私は武士道精神に求めて子ども達に伝えていきたい。

武士道精神に性別は関係なし‼ 心の持ち様で女性でも「サムライ」にもなれる。

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