㊵ローレライ
【ローレライ】
昨夜久しぶりに、邦画「ローレライ」を観た。結論として、印象に強く残ったのは反乱将校の「この国の戦争指導者は、だれも責任を取らない。それを見て育った子供たちの成長した、100年後のニッポンは誰も責任を取らない国家になっている事であろう、そんな国家は存在する価値はない」と云う言葉が強烈に印象に残った。
翻って現在の日本国は、どうであろうか…政府や高官と言われる輩は…???その言葉そのものに見えるが…フィクションだからと言ってバカにしてはいけない。時としてあり方を指し示すこともある。コロナ禍の中で、パーティーを繰り返したり、キャバクラ通いに現を抜かす輩が指導するこの国家は…その通りの姿を呈しているといえるのではなかろうか…正に国家の危機である。
難しく考える必要はない、要は自分がしたことに、する事に責任を取る覚悟があるのか否かということに尽きる。
子どもは大人たちの立ち居振る舞いを見て育つ事をゆめゆめ忘れてはならないという思いを強く思い知らされた作品だった。