Blog理事長の独り言

㊸泥縄

【泥縄】という言葉がある。これは、突発的に出合わせた時ではなく、あらかじめ予測し張り込んで捕まえた後に縄を忘れていたことに気が付く、お間抜けを揶揄するときによく使われる。

昨年の夏、独り言⑨で呟いた1日10,000人のコロナ感染者数をはるかに上回る惨憺たる現実になって久しい中で、政府は成す術もなく只々傍観の一手を決め込んでいる姿は、まずいことをやって親に叱られそうになった時だんまり、を決め込む幼児的発想に似ている。

常に学業・成績トップで暗記力だけは抜群だが、先を読むことの想像力に欠けているこの国のトップと言われる輩や、政治家はいったいどこから生まれるのか? 

社会は突出した力ではなく総合力で成り立っている事を知るべきで、会社も皆が社長だったら決済をとるとき面倒だし、ドラマも全員が主役だったら面白くも何ともないだろうに、社会も「桜梅桃李」だからこそ味も出てくるのではないかと思う。

「泥縄」は、想像力が欠如していることから生まれることを知れば、おのずと想像力を働かせることで、民衆から揶揄されることはないはずだが… 簡単なことをあえて難しくするのがこの国の特徴だとでもいうのだろうか⁇

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