「規制」という言葉がある。
広辞苑によると「規則により許すことのできる範囲や限界を取り決めること」となる。
日本の中には、「規制」を冠にした機関が数多く存在するが、名まえを変えた方がわかりやすいと思われる意味不明の機関があり、その代表格が「原子力規制委員会」なるものである。
彼らは口を開けば規制値を下回っているから「安全だ」を繰り返すが、そもそも何が安全なのかがはっきりしない。
薄めて基準値を下回っているから安全だとか、世界の原発も皆やっているからだとか意味不明な言葉を繰り返しているが、彼らが言いたいのはおそらく「海は広くて大きいから少々のゴミを捨ててもわからない」という単細胞的発想だろう。
東日本大震災で、大きな原発事故が発生したが全て「想定外」で乗り切っている姿は、最高権威を結集した委員会と豪語する割にはお粗末すぎる。
あすからは、「原子力規制委員会」を改め「原子力推進委員会」を名乗ることにした方が通りがいいし、規制委員会なるものの正体も見えてくる。