54人生いろいろ、猫生いろいろ
- 【猫生いろいろ】
この二年ほど、我が家を我が家と思って居着いている野良猫が三匹いる。
二匹は、年老いた母と青年期の子で、今一匹は年老いたメスの痩せ猫である。
最低限の餌しか与えていないのに居ついてしまった野良猫たちを観察していると、不思議なほど人間社会と被る。
親子二匹は、元々野良出身で警戒心が強く、甘え方を知らないようだが、今一匹は10年ほど前に亡くなった近所のおばあちゃんの飼い猫だったみたいで、生前はきっと可愛がられて飼われていた記憶が残っているのか、妙に人懐っこい。
甘え方を知らない野良と、甘え方を知っている野良と私が野良だったら、どちらが幸せなのかとついつい考えてしまう。
飼い主が先に死んでしまうのは、仕方がないとしても、残った野良にはどんな思いがあるのか、ネコ語が話せたらぜひとも聞いてみたいと思う。
「知らぬが花」と云う言葉があるが、なまじ知っていたことがあだになるケースは、人の世も同じと云う事か⁈等々とりとめのない思いにふける今日菅らである。
過去の記事
- 2022年08月(2)
- 2022年07月(3)
- 2022年06月(3)
- 2022年05月(1)
- 2022年04月(2)
- 2022年03月(3)
- 2022年02月(4)
- 2022年01月(1)
- 2021年12月(1)
- 2021年11月(2)
- 2021年10月(3)
- 2021年09月(2)
- 2021年08月(1)
- 2021年07月(1)
- 2021年06月(2)
- 2021年05月(2)
- 2021年04月(2)
- 2021年03月(1)
- 2021年02月(2)
- 2021年01月(1)
- 2020年12月(2)
- 2020年11月(1)
- 2020年10月(2)
- 2020年09月(4)
- 2020年08月(2)
- 2020年07月(3)
- 2020年06月(4)
- 2020年04月(1)