Blog理事長の独り言

④宇宙の話

宇宙の話

夏になると、全国各地で花火大会が開催されます。ほとんど現地で見る事はないが、花火を見ながらいつも思うことは、この「宇宙はどうなっているんだろう?」ってこと…。 今から138億年ほど前、空間(無)の中でわずか数十秒のインフレーション期を経て、宇宙が生まれ、今日の広がりに成っていて、…今も広がり 毎年10個ほどの新しい星が誕生しているんだそうです。

ちなみに地球の推定年齢は46億歳位だそうです。あまり関係はありませんが、地球は天の川銀河は大宇宙のど真ん中にあると思っている方が多くいらっしゃいますが、残念ながら地球は銀河の隅っこ…天の川銀河は大宇宙の隅っこなのです。世界地図のど真ん中に日本を描きたい心理に似ています。

地球から見た星の数は? 貴方は答えられますか…正解は星の数ほど有る、としか言いようがないと言うことです。 なんか禅問答に近いですね。 ある著名な天文学者によると、私たちの知っている宇宙には約2兆個以上の銀河があり、1個の銀河には約2000億個以上の太陽のような恒星があるそうです。その上 大宇宙は1個ではないそうです。…多すぎて安物の電卓では計算できません。

2017年2月に分かった事らしいですが、地球から約39光年離れたところに「トラピスト1」と言う恒星あって、7つの地球によく似た惑星があり、少なくともその中の3個はほぼ地球だそうです。

私達が教わった光速は、1秒で地球7周半すると言われています。地球は一周4万㎞で計算しますから秒速30万㎞と言う事になります。今世界で一番早い戦闘機は、約2.5マッハ(音速)と言われていますので時速は約3000㎞となります。秒速では約833m。宇宙空間を飛び続けたとして世界で1番早い戦闘機で行けばどのくらいの時間がかかるのか…?? 考えるだけで頭がいたくなります。気になる方は計算してみて下さい。

ドイツの物理学者アインシュタインが「光速によりも速く動けるものはない」と言っています。人類の歴史が滅亡することなく続き光速で移動する手段を手に入れたとしたら、39年の旅でひょっとすると(何億年か後にはお隣の)「トラピスト1」に行ける日が来る かもしれませんが…??? 

私も含めて人間の欲望には際限がありません。人類の歴史はある意味、欲望の追及・利の追及の歴史と 置き換える事が出来るのではないでしょうか。しょせんは人類の歴史と言っても、大宇宙の歴史に比べれば瞬きの一瞬でしかありませんが…。私たちはその様な中でもすったもんだと生きています、社会や家族を守りながら…。

たまには一発の花火が、あのビッグバンと想像して… 花火の一粒一粒の光が銀河で…地球はどのあたりかな…などと空想を巡らすのも意外と楽しいものです。欲望の下界が小さく見えます。くよくよしないで前を向く事ができます。これが私の処世術です。

 

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