【美化してはいけません⁈】
私自身、考え方は色々有るにしても、個人としては単純に【軍歌】が大好きだ。特に「出征兵士を送る歌」や「暁に祈る」を聞くと、思わず涙ぐんでしまう。
日の丸の小旗が打ち振られ、激励され、勇ましく行進するシーンなどは見たくないので飛ばしてしまうが、人ごみにもまれながら涙をこらえて見送る母親の姿や大陸に送られた軍馬や軍用犬などを見ると涙が止まらなくなる。
この世に生を受けるには、人であれ馬であれ犬であれ一人では出来ないし、必ず親兄弟がいるはずだと思う。出征していく兵士の後ろに悲しみをこらえる肉親の姿が重なって見えるのがきっと涙の原因だろう。
軍馬や軍用犬は数十万頭戦地に送られたと聞くが、ただの一頭も日本に帰ってくることは無かったと…その彼らにとっても「故郷は日本です」と、人が彼らと意思疎通できたとしたらこう云っているはずだ。
私の持論になるけれども「戦争が好きな人、やりたい人」そういう輩は南極とか北極とか無人島とかで心ゆくまで思う存分戦争ごっこ遊びを行えばいいと思う。最もそういう輩に限ってなんだかんだ理由をつけて真っ先に逃げ出すことは歴史で証明されているが…
百の国があれば、百の正義がある。これは自明の理である。大切なことは、そういう争いを起こさないようにすることではないだろうか。
軍歌を利用しないでほしいし「巻き込むな‼やるのだったら一人でやれ‼」と言いたい。