【選挙に行こうよ‼】
日本に選挙制度が取り入れられたのは、明治23年(1890年)のことである。
といっても現在私たちの知っているものとは随分違っていて、有権者は全国民の1%程度だったとある。
こんにちの選挙制度に至る道のりは非常に長く、困難なものでその背景には投票したくても出来なかった人、投票権を得るために命懸けで戦ったひとなど、様々な先人たちの思い、苦労を経て今日に至っている事を忘れてはならない。
にも拘わらず投票率が極めて低いのはなぜなのか? 選挙と言えば何故他人事なのか?現在の政府を支持しているのは、全有権者の25%で成り立っている事実を、今一度立ち止まって考える時期に来ているのではないかと強く思う。
私たち郁英会は「いじめ」問題に取り組むことをコンセプトに置いて活動しているNPO法人である。その中で一番やっていけない事として、「見て見ぬふり」をしないと云う事を掲げている。
ある犯罪心理学者が言っていた言葉を引用すると「実行犯に重大な責任があることは当然のこと、でも一番の悪は「見て見ぬふりをすること」となる。
社会を、政治をより良い方向に変えられるチャンスを得ながら、なんだかんだと言い訳を探して選挙に参加しないのは、「いじめ」を目の前にして見て見ぬふりをすることに共通している様な気がしてならない。
無関心を装うのは、もう卒業しよう‼子ども達に決していい影響を与えない。